FileMaker19 デフォルトで使用可能なアドオン
FileMaker19 (1.2以降) デフォルトで使用可能なアドオンの簡単な解説
・アクティビティタイムライン:タスクを完了日順に、縦に並べて表示する。
・カレンダー:その名の通りのカレンダー。タスクの追加、ドラッグアンドドロップで移動ができる。
・カレンダーヒートマップ:小さいカレンダー上で、その日のタスクが多いほど濃い色で表示される。タスクの登録・編集機能は無く閲覧のみ可能。
・カンバン:カンバンボードが使用できる。ドラッグアンドドロップでカードの移動ができるが、カードを追加する機能は無いので別に実装する必要がある。
・タイマー:ストップウォッチが使える。
・バーコードジェネレーター:テキストからバーコード画像を生成し、オブジェクトフィールドに保存する。ボタンを押す必要があり、完全自動生成はしてくれない。EAN13やCODE128など多様な形式に対応している。
・リッチテキストエディタ:テキストを書式付きで編集する。結果はhtmlとして保存される。使用したところ、ツールバーを一回使うとなぜかツールバーが隠れて戻らなくなってしまい、まともに使用できなかった。
・写真ギャラリー:写真を横+縦に並べて表示する。表示する縦横比を変更可能
・簡易グラフ:グラフ機能が使用できる。いろいろな機能があるため、filemakerデフォルトのグラフとの違いは未解明
共通事項
・アドオンを設置後、コンフィギュレータ(歯車マーク)からフィールドなどを指定する必要がある。これはブラウズモードから操作可能で、「完全アクセス」アクセス権でのみ見えるようになっている。
・内部の実装は複雑なため、カスタマイズして使用するのは極めて困難。あくまでそのままのデザイン、機能のまま使うものと考えるべき。
・上にあげたものは全て、Webビューアを使用して実装されている。
・動作が遅めのものが多い
その他雑感
・カレンダーとカンバンは需要が高く、FileMakerの通常機能では困難なため、価値が高い。しかし機能が大規模であり、改造も実質不可能であることから、細かいカスタマイズが求められる環境では難しい。
・タイマーとバーコードジェネレーターは完全に単一機能なので使いやすい。ただしバーコードジェネレーターは普通に実装することも可能で、自動生成が可能なそちらの方が優先度が高い場合もある。
投稿者プロフィール
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スモールの未来探究部 所属
FileMaker開発エンジニア
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